MANSION / VDSL

マンションの回線が
遅い理由

建物設備の話

ルーターを替えても直らない遅さの正体は、建物の配線方式かもしれません。同じ「光マンションタイプ」でも、部屋までの最後の数十メートルで天井が決まっています。

「マンションタイプ」の中身は3種類ある

同じ「光回線マンションタイプ」の契約でも、建物の中の配線方式で速度の天井がまったく違います。光ファイバーが来ているのはどのマンションも「共用部(MDF室)」まで。そこから各部屋までをどう繋いでいるかが3種類あります。

光配線方式:部屋まで光 共用部 外から光ファイバー 天井 1Gbps〜10Gbps VDSL方式:途中から電話線 共用部 光はここまで/各戸へは電話線 天井 100Mbps(構造の限界)

光配線方式=各部屋まで光ファイバー。天井1G〜10Gbpsで戸建てと同等。VDSL方式=共用部から各部屋までは既存の電話線を再利用。どんなに頑張っても最大100Mbpsで、夜はさらに落ちます。もう1つのLAN配線方式=共用部からLANケーブル。設備次第で100Mbps〜1Gbpsです。

自分の部屋がどれか確かめる
VDSLだったら、どうにかなる?

正直に言うと、部屋の中の工夫では直りません。ルーターを最新にしてもLANケーブルを替えても、電話線の区間が100Mbpsの天井を作っているからです。取れる手は3つ:

買い物の前に
VDSLの人が高いWi-Fi 7ルーターを買っても速度は1mmも上がりません。原因が建物にあるときは、機器にお金をかける前に上の1〜3を検討してください。