解説記事

数字は「測り方」で変わる
マジめたの測定方式、ぜんぶ話します

方式を全公開

同じ回線・同じ時刻でも、測定サイトが違えば数字は違います。それはどこかが噓をついているからではなく、測っている「区間」と「集計の仕方」が違うから。マジめたが何をどう測っているか、先に全部書いておきます。

1. 結論:マジめたの数字は「巡航速度」です

回線の速度には、実は3つの顔があります。

中身
瞬間最大一瞬だけ出たピーク。気持ちいいけど、実用の指標にはなりにくい
全体平均加速中ののろのろ区間も混ぜた平均。実力より低く出がち
巡航速度加速し終わったあと、安定して出続けた速さ
マジめたが表示するのは3つ目、巡航速度です。動画がカクつかないか、ゲームのダウンロードが何分かかるか──日常の体感を決めるのはこの数字だと考えているからです。
2. どう測っているか(下り・上り)

複数の通り道(並列接続)で同時にデータを流します。1本だけだと回線の太さを使い切れないためです。本数は回線に合わせて切り替えます:通常は4本、2Gbps以上のプラン選択時は12本

② プランが「わからない」でも大丈夫。測定中に実測が1Gbps級の上限に張り付いた場合は、自動で12本エンジンに切り替えてもう一度測り直し、速い回線の実力が頭打ちにならないようにしています。

測り始めの約2秒は集計から捨てます。通信の始まりには「加速区間」があり、ここを混ぜると実力より低い数字になるためです。

④ 残りの区間から、もっとも安定して速度が出続けた持続区間を採用します。一瞬のピークは拾いません。

加速区間(捨てる) 安定した持続区間(ここを採用) 時間 速度
3. Ping(応答速度)は12回測って中央値

Pingは1回だけだとブレます。マジめたは12回測って中央値を採ります。たまたま跳ねた1回に結果を左右させないためです。

4. 測定品質スコアは「速さ」の点数ではありません

結果に付く品質スコアは、この測定が他の人と同じ土俵で比べられるかの点数です。測定中に値が大きくブレたり、接続方法の目安よりPingが極端に大きい場合に下がります。

回線が速いか遅いかは、このスコアには一切影響しません。遅い回線でも安定して測れていれば高スコアになります。
5. ズルへの備え(サーバー側の照合)

ブラウザ側の数字だけを信じるのではなく、測定サーバー側でも実測を記録し、突き合わせています。合わない測定はランキング等の集計に載りません。

どの数値をどんな基準で照合しているかは、対策の性質上、公開していません。ここだけは「ぜんぶ話します」の例外です、ごめんなさい。
6. 較正について

この測定エンジンは、複数の実機・実回線で他の主要な測定サービスと突き合わせ、おおむね±5%の範囲で一致することを確認して調整しています。

7. なぜ測定サイトごとに数字が違うのか

主に4つの設計差で、数字は普通に数十%変わります。

設計数字への効き方
同時接続の本数1本と複数本では、速い回線ほど差が開く
測定時間・データ量短い/小さいと、加速区間だけで終わってしまう(特に上り)
加速区間の扱い除外しないと平均が下振れする
集計方法平均・パーセンタイル・持続区間のどれを採るかで別の数字になる
どのサイトの数字も、その方式で測った「事実」です。だから比べるときは「同じサイトの数字どうし」で比べるのが正解。マジめたのランキング・中央値がすべて自前の測定だけで作られているのは、このためです。
8. 集計・ランキングのルール

同一人物の複数測定を1票に圧縮する仕組みや、除外の考え方はランキングページのルール説明で公開しています。集計はすべて中央値、採用するのは品質スコア80%以上の測定だけです。

まとめ

・マジめたの数字は巡航速度(加速後の安定区間)
・並列本数は回線に合わせて4本/12本を自動で切り替え
・Pingは12回の中央値、品質スコアは「比べられるか」の点数
・サーバー側でも照合して、盛った数字はランキングに載せない
・サイトごとの数字の違いは方式の違い。比較は同じサイトの中で

📏 この方式で測ってみる →
Ping・下り・上り、約30秒。測定データはランキングと中央値比較に活きます。

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